いちごは飲み物

のんびり

幸せも悔しさも未来もきっと

君の形をしているし、貴方の形もしてる。そんな気がしてる。

今回は意味もなくふたつの話を続けてやります。

 

 

 

 

 

▶ひとつめ

正直もう隠すようなことでもないな、と思ったから最推しの名前を出すんだけど。昨日7/27、ぴあアリーナMMで行われた3マンライブに、『ROF-MAO』の甲斐田晴として、ライブに参加した。ちょうど去年の秋にろふまお塾で3Dモデルが初公開されて、今年の5月にお披露目配信がされた。そして昨日、大きなステージに、いわゆるオフラインライブだとか、リアイベだとか、現地だとか、ライブだとか。そう言われるところに立った。それだけですごく嬉しかった。推しの努力がまた一歩先のステップへと踏み出せたのが、嬉しかった。

 

 

ずっと忘れられなかった言葉がある。2月にあったプロセカ配信中。モモジャンのストーリーを読んでいる最中に出てきた、「……海みたいに見えるんだよ」「ステージの上から見ると、みんなが青くしてくれたペンライトが、海みたいに見えるの」「青い光と一緒に、みんなの嬉しそうな顔が見えて、すごく――綺麗だった」というセリフ。それに対して「そうなんだ……!」「7月答え合わせするか」「しよう、答え合わせ」って言っていた言葉。ずっと、胸に残ってた言葉。

なんの偶然か、因果か知らないけど、甲斐田のペンライトのカラーの名前、「サニーシーブルー」だった。太陽と海の青。あまりにも甲斐田の色だなって思ってて、この辺は確か有料部分だからどういう経緯で、とかの詳細は言わないでおくけれど、その色に染まったときの景色が、本当に海みたいで、わたしはただオンライン配信で見ていただけのリスナーだったけど、彼の答え合わせの景色が、晴れ渡った日の海のような水色が、一面に広がっていて。正直、泣いた。

 

結成当初、やはり周りが実力が確かで、個性のある人たちだから、と。ユニットを組むときに、すごい人たちと同じユニットの不安だとか、少しプレッシャーがあるとか、一緒にいられるほどの実力が自分にあるのか、と言っていた彼が、頑張って横に並び立とうと努力している姿をずっと見ていたから。今回のライブは本当に、集大成で、個人的にリスナーとして、彼の努力が報われたところだと思ってる。

一番聞きたかった曲も聞けたし、違う曲中ではまさかのパフォーマンスも繰り広げられて。本当に良かった。またひとつ先へ進んだ推しを見られたことが。すごく嬉しかった。そんな彼をまだ見られるかもしれないのが、本当に楽しみだ。

 

ライブ、本当に良かった。わたしが富豪だったら仲良いフォロワーにニコニコのネチケ買って配ってたと思う。でもわたしは富豪じゃないから買って配れないので、気になる人がいたら自分で買って、見てみてほしい。とはいえ、5000円ちかくするし。本当に気になる人だけで良い。気になって、見て、わたしの推しがいいなと思ったら、わたしに教えてくれるともっと嬉しい。

視聴ページはこちらから

Kuzuha & Kanae & ROF-MAO Three-Man LIVE「Aim Higher」

 

 

 

 

▶ふたつめ

日付が変わった今日、7/28。先月頭くらいに似たような文言を書いた気がするけど。真剣に追っていたワケでもない、でもトークのテンポが大好きでなんとなく昼間や深夜に配信をやっていたらフラっと見に行く。面白そうなインディーズゲームをやっているのをいいなとアーカイブで見る、くらいのゆるさで追っていたライバーの活動終了の日になった。

 

 

名前を出すと、黛 灰。(ちなみに「まゆずみ かい」、と読む。はいじゃなくて、かい)落ち着いたトーンで、低音の声だけど冷たいイメージはなくて、むしろ本人の性格は優しいと思ってて、器用なまでに、不器用な人だと感じていた。

いまちょうど、この文を書いている裏で生前葬、と銘打たれた凸待ちを聞いている。この文を書き始める前からも聞いていたけど。いろいろな人が来て、いろいろな人から慕われているような、たくさんの愛のメッセージを送られているのを聞いていた。ほんとうに、すごく優しくて、慕われている人だって、改めて思った。

 

 

最推しも、すごくお世話になった人だったと思う。最近だとV最協の練習カスタムでだとか、寒色組のAPEXだとか、そういうのでよくコラボを見てた。良い先輩だと思っている。

 

 

 

本当に、いろんなゲームをしていた。好きなゲームは多々あるから割愛するけど(本当にたくさんゲームをやってるから、気になった人は黛 灰のYoutubeアカウント(こちら)を見てほしいなと思う。主にやってるのはAPEXだけど、他のゲームもやっているから、もしかしたら気に入るのがあるかもしれない。わたしはCARRIONと、Mosaicが特に好き。)

ゲームしながら入る雑談が、落ち着いた低音、ゆっくりのトーン、語気の柔らかさですごく眠くなる喋りだった。

 

 

ちょうど昨年の6月。知ってる人も多いと思う。新宿アルタの大型ビジョンジャック。現地で見てたわけではないけど。その辺りの黛の動きが、すごく不安だった。

そのあと、前向きに続けていくと。そう決めてくれた黛が嬉しかった。だからこそ、今回の活動終了が悲しかった。経営方針の違いとかはあるけど。たくさん話し合いもしたらしい、周りもたくさん止めてくれたらしい。でも本人が。ほかの誰でもない黛自身が大切にしていた「黛灰」は、そういったものを受け入れることはできないと。本当に、器用なまでに不器用だと。こういうところでも思った。

 

その日から、ぽつりぽつりと後悔が溜まって、少しずつ零れていってる。

それを丁寧に、ていねいに。拾い集めて、箱の中に入れて、それをずっと大事に抱えている。

いれくれるだけでよかったと、無期限活休でもいいんじゃないかと、今でもずっと思っているけれど。それもまた「黛灰」として、許せないんだろうなとも思う。

本当に、ストイックに「黛灰」を大切にしている人だと思う。そういうところが、その根幹にある芯の強さが、好きなのかもしれない。だから、後悔を抱えているのかもしれない。

 

 

 

貴方の生きる道は、やっぱり幸せばかりではないと、思うけど。それでも幸せな道を歩んでほしいと思うし。貴方がいなくなったあとの世界でも、貴方のインナーカラーの色だけは覚えていたいと、思ってる。

できればずっと見てたかった。でもそれも叶わない願いではあるし。

だからこそ、行ってらっしゃいを言って、終わろうと思う

貴方の未来が、良いものでありますように。

 

 

 

 

 

 

(追記:一部文言の修正、各種リンクの追加)